WARNING!
※このページは「星のカービィWii」を一通りプレイ済みの方、星のカービィシリーズをある程度ご存じの方を対象に意識した内容になっています。そのため一部ネタバレなども含まれますのでご了承くださいませ。
このページから入ってこられた方はこちらもどうぞ。
2011年に「星のカービィWii(以下、Wii)」が無事に世に発売されてから数年が経ちました。この記事を書いた時点では間もなく最新作「星のカービィ ロボボプラネット」が3DSで発売されます。本作が発売される前までは、正直ここまで来るとはわたしも含めて予想できなかったのではないでしょうか?
「Wii」が作られるまでには相当気の遠くなるような時間と制作スタッフさんの試行錯誤が重ねられたとされています。
そのうちの一部として挙げられるのが、「Wii」が生まれるまでに実に「3本分ものカービィのソフト」が制作されては消えていったということ。そしてそのうちの1つなのか、はたまたさらにその前身のようなものとして存在していたゲーム……それこそが記事のタイトルにもあります「星のカービィGC(仮)」です!
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「星のカービィGC(仮)(以下、GC))」はその名の通り、もともとゲームキューブ用に開発され2005年頃に発売予定になっていた幻のゲームです(ちなみにゲームキューブ最後のソフトは「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」になります)。
大作系のカービィが発売されるのは、ほとんどがそのハード(ゲーム機)の末期になることが多いと言われ(ファミコンの「夢の泉の物語」、スーパーファミコンの「星のカービィ3」、64の「星のカービィ64」など)、「GC」もまたそれに該当するのではないかというウワサがあったそうです。
しかし、雑誌などで「GC」にまつわる試作段階らしき映像や画像などの情報が出る一方で、「GC」そのものは一向に発売される気配はありませんでした(これらの情報は検索するとすぐにヒットするかと思うので気になった方はそちらをチェックしてみてください。特に映像については1分にも満たないものですが、個人的には見るたびにニヤニヤが止まりません…^^;)。
結局「GC」がゲームキューブで発売されることはついに叶わず、Wiiが世間に浸透した時期になってもそれらしきカービイのゲームはなく、わたしも含めて「企画が完全にお蔵入りになったのでは…」と思わざるを得ませんでした。一時それと差し替えるられたかのような形で「毛糸のカービィ」が発売されましたが、そのときは「これが…まさかGCの…?」と、期待というよりも不安の方が大きかったのは中々強烈に残っていますね…(「毛糸のカービィ」自体は外伝とはいえ質の高い作りになっているのですが)。
でも、そこから数カ月後についに正式にタイトルが「星のカービィWii」に決まり、無事に世に出たときは「やっときたか~(T T)」と安堵に包まれたのもまた印象深いのではないでしょうか。少し形が変わったとはいえ「GC」のプロモーション映像にいた「あのロボ」が登場していたり、4人分マルチプレイが可能になっていたりと、ついに夢が現実になった形だと思います。
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……ここでカービィファンの中には薄々感じた方もいるかもしれませんが、もしもこの「GC」が、文字通りゲームキューブのゲームとして発売されていたら…と思ったことはございませんか?!
わたしもこれに関しては度々イメージが浮かぶと言いますか、本当にどうなっていたんだろうかと思う節があります。Wiiのリモコンもいいのですが、ゲームキューブのあのスタンダードなコントローラでカービィを操作できたらと思うと夢が膨らんできます……(^^)
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ここで改めて、「GC」時代に公開されたいくつかの資料からある程度想定できることを自分なりにまとめてみました。ざっくりまとめると
・おなじみのコピー能力による多彩な技やヘルパーたちが登場していることから、ゲームのシステムは大よそ「Wii」と同じく「スーパーデラックス」がベースになっているものと思われる。
・ホイール(ウィリーライダー)やクリーンなど、「Wii」には登場していないコピーの存在が確認できる(クリーンは「3」以来登場していない)。
・ヘルパーはボンカース(ハンマーの敵キャラ)やチリ―(アイスの敵)など見覚えのある仲間の他にも、「カービイのエアライド」に出演したキャラが代わりを務めていたり(ウイングはバードン→フラッピィ、ファイアはバーニンレオ→ヒートファンファンなど)、「鏡の大迷宮」からガレブ(ストーンの敵)がいたりもしている。
・「Wii」本編には存在していない風景(背景に桜が舞っているステージなど)があったり、逆に「Wii」とある程度共通した風景のステージもいくつかある(ベルトコンベアの工場や紫色の空といった、エッガーエンジンズの原型とおぼしきものがちらほら見られる)。
・「Wii」本編で隠しボスとして登場したHR-D3が、デデデのカラーリングを模したメカデデデ(デデデロボ?)として公開されている(元々こちらがオリジナルで、草原らしき場所ででカービィに向かって「Wii」本編でも披露された強力な光線「ハル・レイ」を発射しているシーンがある。もしかしたら割と序盤のボスだったのかもしれない。余談だが、これを知っていればD3=DDD、すなわちデデデと聞いてなるほどと思うのは誰もが通る道?)
・上述のようにデデデを模したロボットの敵が公開されていることから、おそらく「GC」ではデデデが何らかの形で敵として登場していた可能性がある(ちなみに「GC」時代ではデデデ本人が映っている資料は残念ながら存在していない。メタナイトも同じ。逆に、発売時期の関係からギャラクティックナイトはまだいなかったのではないかと思われる)。
・他にも、ウォーターカービィやウィスピーウッズ、黒幕の存在、BGMの「勝利への道(格闘王への道で使われている曲)」など「Wii」と共通している部分もいくつかある。いずれも「Wii」と比べるとデザインが若干違う。
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……ざっと取り上げただけでこれだけ出てきましたね。グラフィックはさすがに「Wii」の方が進化している印象がありますが、個人的に惜しかったのは桜の風景のあるステージとクリーン能力です!!あれがまさかお蔵入りになってしまうなんて…!と今でも思います。コマンド要素が含まれてパワーアップしたクリーンカービィ、想像するだけでお腹が空いてきませんかね?(笑)こちらの方が某炎の紋章よりもよっぽど「if」ではなかろうかと…。
ちなみに個人的な意見ですが、この「GC」の頃から存在しているメカデデデ。おまけとして「あつめて!カービィ」のサブゲームに出演していますが、本編の方にもHR-D3ではなくオリジナルとしてぼちぼち出演(リベンジ)するのでは?とも思っています。
というのも、この記事を書いた時点ではまもなく発売直前の最新作「ロボボプラネット」が機械をベースにした世界観であることや、本編シリーズに久々に戦艦ハルバードなどが登場したりと、何かと「におわせる」要素がちらほらあると言いますか…。
HAL研さんはそれこそ忘れた頃に意外なところでサービスをしかけてくれることに定評があるので、それこそデデデの密かな切り札として登場してカービィを助けてくれたり、といった展開などが何となく想像できてしまうんですが、さすがに考えすぎですかね?(^^;)
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何はともあれ、「星のカービィGC(仮)」が昇華して「星のカービィWii」として世に出ただけでもカービィファンとしては喜ばしいことですし、グッズを始めとした今日の色々な分野での騒がれっぷり(いい意味で)を踏まえると、正直「Wii」を境にカービィブームが本格的に再燃したのではとも思っています。「GC」として遊べなかったのはもちろん残念ですが、「GC」時代のような苦労や経験があったからこそ、今のHAL研さんやカービィがあるのだろうと思うととても感慨深いものですよね。
新作の「ロボボプラネット」にもぜひ……と言いたいところですが、ここ数年のカービィシリーズの新作って発売前の段階から一定の評価が期待されているんですよね。「ロボボ」の存在が発表されてから発売までの期間も約2カ月とかなり早い方ですし、しかも発売日が初代「星のカービィ」と同じく4月28日にしている辺り、念入りに準備されているのは間違いないと思います。
常に一定の評価とクオリティが保障されている……これ、何気にすごいことだと思います。いやはや。
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